山口大学学術資産継承事業委員会

 山口大学の所蔵する学術資料は、考古資料や民具、鉱物・岩石などの博物資料、古典籍や古文書などの文字資料等、極めて多岐にわたっています。また、これらの資料は、それぞれの資料の特性に合わせた適切な環境下に保存することが不可欠です。そこで、これら学術資産の保存・継承および活用・公開の方法等を検討することを目的として、平成20年度、山口大学所蔵学術資産継承検討委員会が設置されました。同委員会では個々の学術資産にかかる具体的事業の展開を通して、総括的かつ長期的視野に立った学術資産継承のあり方について検討を進めてきましたが、平成27年度以降は委員会の名称を山口大学学術資産継承事業委員会とし、さらなる活動の拡大を図るとともに、その責務を担っています。また、委員会の下に実作業グループとして2つの専門部会を設けて活動を行っています。

文書・典籍専門部会

 文書・典籍分野における学術資料の修復・保存並びに公開のためのデジタル化事業を行っています。文書・典籍専門部会には、文書WGと典籍WGの2つのワーキンググループを設置し、より専門的な調査等を実施しています。

博物専門部会

 博物分野における学術資料の整理・修復・保存事業を行っています。博物専門部会には、鉱物・岩石資料WG、民俗資料WG、考古資料WG、商品資料館WG、美術資料WG、生物標本資料WGの6つのワーキンググループを設置し、より専門的な調査等を実施しています。また、データベースWGを設置し、学術資料のデータベースの構築事業を実施しています。

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